ティーピーリンクジャパンは、新世代Wi-Fi 6テクノロジー対応 デュアルバンドWi-Fi
6ルーター「Archer
AX20」を2020年9月10日(木)に日本国内向けに発売すると発表しました。
今年はWi-Fi
6対応ルーターの低価格化も進みそれに伴いスマホもiPhoneをはじめとしてWi-Fi
6対応機種が増えています。さらにはPS5もWi-Fi
6に対応することが発表されています。
ここでは既存のTP-Link製Wi-Fi 6対応ルーター「Archer AX10」、「Archer
AX50」とスペックを比較しながらスペックを見ていきます。
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目次[非表示]
Wi-Fi 6とは?
今までのWi-Fiと何が違うのかを簡単に説明すると次の3点になります。
- 最大通信速度が速くなった
- 複数端末同時通信に強い
- 接続端末の電池長持ちの節電効果
もちろん、今までのWi-Fiとも互換性がありWi-Fi
6に対応していない機器でも問題なく利用可能です。
Archer AX20本体の外観
外観は「Archer AX10」、「Archer AX20」、「Archer AX50」どれもほぼ同じです。
しかし「Archer AX20」、「Archer
AX50」の背面にはUSB端子を接続できるポートがついており、外付けのハードディスクなどを接続して家庭内ストレージ、社内ストレージとして活用できるようになっています。
縦置きには別売りのオプションパーツ必須で、国産のルーターに比べると少し広めの設置スペースを必要とします。
v6プラスへの対応は?
この機種はv6プラスには対応していません。
v6プラスへの対応に関してはTP-Link製のWi-Fi 6対応ルーター「Archer
AX10」、「Archer AX20」、「Archer AX50」すべて共通で2020年9月現在、今後も対応の予定はありません。
別の記事で紹介しますがWi-Fi
6とv6プラスを同時に使いたければ↓のような国産メーカーのv6プラス対応ルーターを選ぶ必要があります。
なお、今回紹介する「Archer AX10」を含めた「Archer AX10」、「Archer AX20」、「Archer
AX50」の3機種はIPv6パススルーには対応しているため、v6プラスに対応したONU・ホームゲートウェイ・ルーターに、アクセスポイントとして接続する場合はv6プラス系が利用できます。
(何言ってんだかわからないという方は別の記事で紹介するIPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)に対応した国内メーカーのルーターを選んだ方が無難です。)
↓2020/12発売予定
セキュリティ規格WPA3と将来性
「Archer
AX20」は2018年に発表されたWi-Fiセキュリティの新規格WPA3に対応しています。
もちろん1世代前のセキュリティ規格WPA2にも対応しています。今後はWPA3対応のWi-Fi機器が増えていき、WPA2は安全性の面からも過去のものとなっていくと思われます。
その点で「Archer
AX20」はWPA3にも対応していますのでWPA2までの対応ルーターよりも将来的に長く安全に使える可能性が高いといえます。
「Archer AX10」、「Archer AX20」、「Archer AX50」スペック一覧比較
2021年3月10日発売の「Archer AX73」を交えた比較はこちら
まとめ
v6プラスには対応していませんが比較的長距離での通信が可能な2.4GHz帯の通信速度が「Archer
AX10」と比べて大幅に引き上げられています。5GHz帯の通信速度は「Archer
AX50」には及びませんが、セキュリティ規格WPA3へ対応で安全性が向上されています。
1万円を切る価格ではかなりコスパがいいルーターと思われます。
その他、Wi-Fi速度等のスペックには影響しない細かな機能に差がある場合があるので、製品販売ページ等でもよく確認してください。
「Archer AX10」、「Archer AX20」、「Archer AX50」を比較しているサイトがここしかなくて
返信削除非常に参考になりましたm(_,_)m
現在の売値と私の環境から「Archer AX20」が一番コスパに優れているようでこれにします