ここでは2020年9月28日よりサービスが開始された新作オープンワールド型RPG『原神/Genshin』の動作環境、推奨スペックをわかりやすく説明していきます。
画像は原神公式サイトより
目次[非表示]
原神ってどんなゲーム?
『原神』は、2020/09/28にサービス開始の新作ゲームで、PC・スマホ・PS4で遊べるアニメのような3Dグラフィックが特徴的のオープンワールド型RPGです。
今後の予定としてNintendo Switchでのサービス展開も予定されています。
公式サイトの説明を引用すると
『原神』は、miHoYoが贈る新世代オープンワールド型のアクションRPG。本作であなたは旅人となり「テイワット」という幻想世界を冒険していく。
この広大な世界を自由に旅し、個性も能力も豊かな仲間たちと共に強敵を打ち倒して、生き別れた兄妹を探そう。もちろん、目的もなく好奇心のまま探索したり、大陸に散りばめられた謎を解いたりと楽しみ方はあなた次第……
となっています。
ゲームは基本無料のオープンワールドRPGでMMOとは違った感じです。
MMOを期待していた方には少し残念な情報かもしれません。
原神/Genshinの動作環境(必要・推奨環境)
公式サイトにて、「対応可能デバイス」「推奨デバイス」といった表現で、「必要スペック」と「推奨スペック」が公開されていますので順に紹介します。
必要スペック・推奨スペックはそれぞれ次の通りです。
必要スペック
- OS:Windows 7 / 8.1 / 10 /(64bit)
- CPU:Core i5 (4000番台以降)
- メモリ:8 GB RAM
- グラフィック:GT 1030 もしくは同等品
- ストレージ:30 GB以上
推奨スペック
- OS:Windows 7 / 8.1 / 10 /(64bit)
- CPU:Core i7 (4000番台以降)
- メモリ:16 GB RAM
- グラフィック:GTX 1060 以上
- ストレージ:30 GB以上
それぞれのパーツを見ていきます。
CPU
必要として示されているのはCore i5 (4000番以降)で、推奨CPUとして示されているのはCore i7 (4000番以降)です。
必要スペックであるCore i5は今でこそ6コアCPUとして存在感を示していますが、IntelのCore i5は長らくの間(7000番台まで)4コア4スレッドCPUでしたので、4コア4スレッドCPUが想定されているものと思われます。
推奨スペックである「Core i7(4000番)」も「今のCore i7」とは違って4コア8スレッドCPUでしたので、4コア8スレッドCPUが推奨スペックとして想定されているものと思われます。
ですので、CPUは4コア8スレッド以上が好ましいです。
現行のCPUに関してはIntel Coreシリーズ、AMD Ryzenシリーズともに4コア8スレッド以上が標準なので、新たに入手する場合は何を選んでも問題なさそうです。
IntelならCore i3 10100が4コア8スレッド、AMDならRyzen 3 3100が4コア8スレッドでどちらも1万円強で手に入ります。
ゲームと同時に他のソフト、アプリを起動したり他の作業をする予定の方は、コスパも比較的高く性能も高い6コアCPUがおすすめです。
(※古いCPUを新しいものと交換する場合はマザーボードも買い替える必要がある場合がほとんどです。)
【2020年CPUの選び方】コアってなんだ、スレッドってなんだ
CPUにお金をかけれるならより性能の高いCore i7、Ryzen 7を選ぶのも手です。
ですが、ゲームをすることだけを考えた場合はより多くの予算をグラボにかけた方が満足できます。
メモリ
必要と示されているのは8 GB RAM、推奨と示されているのが16 GB RAMです。「RAM=メモリ=(メインメモリ)」です。
低画質でプレイするなら8 GBでよいと思いますが、より高いグラフィック品質でプレイした場合は、16GBは用意することをおすすめします。
これは実際にプレイしてみないとわかりませんが高解像度&ゲーム以外の同時起動も考慮するなら32 GB用意しても良いかもしれません。
ゲームを始めてからもメモリを増やすことはできますので、メモリが足らないと感じる方は、デスクトップPCでメモリスロットが開いている方は増設を、開いていない方はメモリの交換を検討してください。
グラフィック(グラボ)
必要とされているのはGT1030で現行で販売されているグラボではほぼ最低グレードです。
しかし、最低グレードといってもグラボはグラボなので、IntelのCoreシリーズのオンボードグラフィックよりは2倍以上高性能です。
GT 1030を使用した場合はFHDグラフィック設定「高」で30FPSぐらいが見込めます。
推奨とされているのはGTX 1060 6GBで現行で発売されているGTX 1650Superに少し劣るぐらいのグラボです。
このGTX 1060はかなり売れたグラボなので既に持っているという方もたくさんいると思います。
GTX 1650Superはグラボ自体の性能はGTX 1060とほぼ同じか少し高いぐらいですが、VRAMが4GBとGTX 1060の6GBに劣るので、その点が足を引っ張ってしまうかもしれません。新たに購入を考えている方はGTX 1060と同じVRAM 6GB以上のグラボがおすすめです。
※「VRAM=グラボについてるメモリ」です。
FHD環境で推奨環境を満たすために新たにグラボを購入するなら
VRAM 6GB GTX1660 (補助電源 8ピン×1)
VRAM 6GB GTX1660Super (補助電源 8ピン×1)
VRAM 6GB GTX1660 Ti (補助電源 8ピン×1)
あたりがおすすめです。
4KやWQHD(2560 x 1440)で高画質でのプレイをする場合には、より高性能なRTXシリーズなどのグラボが必要になります。
ハイエンドグラボの中ではGTX 2070 Superが比較的コスパが良いのでおすすめです。
- 1位:GTX1660Super(6GB)FHDで困ることはほとんどない
- 2位:GTX1660(6GB)コスパだけを見るなら一番良い!?
- 3位:GTX 1660 Ti(6GB)この中では一番高性能。Superより安いこともある。
補助電源がないPCやロープロファイル版のグラボしか入らないスリムPCを使っている方にはGTX 1650がおすすめです。
ただ、GTX1650はGTX1060にわずかに性能が劣るので、ゲーム内設定を落とす必要があるかもしれません。
※10/1追記GTX1650でもゲーム序盤をプレイしてみた感じでは問題なくFHDグラフィック設定「高」で60FPS出ています。
スリムPCにも入るGTX1650 LPタイプ
ストレージ
ここでは30GBあればよいと書いてありますが今後アップデートなどがあればさらに増えるものと思われますので十分な容量を用意しておきましょう。
大規模なオープンワールドゲームなので、ゲームデータもHDDよりはSSDにデータを入れたいところです。
最近ではNVMeのSSDがとても高速だということで流行っていますが、個人的にはSATA接続のSSDで十分だと感じています。
SSDはAmazonで1番売れている500GBのものが7000円前後です。
ゲームをHDDにいれてやっている方はぜひ、SSDに入れてみてください。読み込みが速くてびっくりします。
おすすめゲーミングPC
- OS: Windows 10 64bit
- CPU: インテル® Core i9-10850K
- メモリー: 32 GB RAM
- グラフィック: GeForce RTX™ 3080
- ストレージ: M.2 SSD 500GB NVMe対応+ハードディスク 2TB
- Web販売価格229,980円~(税別)
- OS: Windows 10 64bit
- CPU: インテル® Core i5-10400
- メモリー: 16 GB RAM
- グラフィック: GeForce® GTX 1660 SUPER™
- ストレージ: SATA SSD 480GB
- Web販売価格105,880円~(税別)
まとめ
- CPU: 4コア8スレッド以上
- メモリー: 16 GB RAM以上
- グラフィック:VRAM 6GB以上
以上「原神/Genshinの必要スペック・動作環境」でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿