原神/Genshinはグラボなしでできる!?重い場合の設定は?

2020年9月30日

PCゲーム ゲーム

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 ここでは2020年9月28日よりサービスが開始された新作オープンワールド型RPG『原神/Genshin』がグラボなしでどの程度プレイできるのか、重い場合にどうするかを紹介していきます。


※追記:低価格グラボGTX 1650を搭載したPCで実際に原神をプレイしてfpsなどのデータを取りました。

【実機チェック】GTX1650で原神はどのくらいできるか?


推奨スペックに関してはこちらの記事で紹介されています。

【最新】原神/Genshinの必要スペック・推奨環境


画像は原神公式サイトより

原神ってどんなゲーム?

『原神』は、2020/09/28にサービス開始の新作ゲームで、PC・スマホ・PS4で遊べるアニメのような3Dグラフィックが特徴的のオープンワールド型RPGです。

今後の予定としてNintendo Switchでのサービス展開も予定されています。

公式サイトの説明を引用すると

『原神』は、miHoYoが贈る新世代オープンワールド型のアクションRPG。本作であなたは旅人となり「テイワット」という幻想世界を冒険していく。

この広大な世界を自由に旅し、個性も能力も豊かな仲間たちと共に強敵を打ち倒して、生き別れた兄妹を探そう。もちろん、目的もなく好奇心のまま探索したり、大陸に散りばめられた謎を解いたりと楽しみ方はあなた次第……

となっています。

ゲームは基本無料のオープンワールドRPGでMMOとは違った感じです。


MMOを期待していた方には少し残念な情報かもしれません。

原神ではゲーム内画面にFPSの表示はできる?

10/30追記PCの場合こちらの方法で簡単にFPSを表示することがが可能でした。

10/8現在、原神ではFPSを表示する機能がありません。ですのでゲーム内で視点を左右に高速で振ってみたり激しい動作をしてカクカクするかどうかでおおよそのFPSを推定するか、その他サードパーティー製のソフトをインストールしてFPSを表示する必要があります。

原神は対人戦闘をするゲームではないので、FPSが○○fpsは出ていないと不利だっといったことはありませんので、プレイする本人が問題なく滑らかに動いていると感じるのであればフレームレートをあえて知る必要はありません。

一応サードパーティー製の外部ソフトを入れたらFPSを画面内に表示することはできました。




ただし、かなりめんどくさいのでPCに詳しくない方にはお勧めしません。

グラボ・グラフィックボードとは?

まず初めにグラボ・グラフィックボード(ビデオカード、グラフィックカードとも呼ばる)をパソコンに詳しくない方やPCゲーム初心者向けに説明すると、ディスプレイに画像や映像を映すことを専門にした高性能なPCパーツです。

最近ではほとんどのCPUに「内蔵グラフィック」もしくは「オンボードグラフィック」と呼ばれるもの(グラボではない)が搭載されているので、グラボがなくても画面は映ります。ただし、最近の3Dゲームなど(特に動きが激しいものや、エフェクトが派手なゲーム)ではグラボ必須といった状況です。

原神/Genshinはグラボなしでできる!?

どの程度の快適さを求めるかにもよりますが、内蔵グラフィックではかなり厳しいと言わざるを得ません。

特に、「Intel内蔵グラフィックでは起動は可能ですが、グラフィック設定を最低設定にした場合でも30FPSは厳しい状況」です。

デスクトップPCではなくノートパソコンに搭載されているCPUのIntel内蔵グラフィックでは起動も難しい場合があるかもしれません。(基本的にはノートPCは低性能です)

そもそも原神は3Dグラフィックのきれいさを売りにしたゲームでもあるので、グラフィックを低い設定にしてプレイするのは少しもったいない気がします、、、

個人的には最低限、中設定(デフォルト)以上のグラフィック設定でプレイしたいと思いました。

Ryzenの場合は 「デスクトップのG付きRyzenならば最低グレードでもFHD低設定で50FPSぐらいは出る」ようです。

しかし、上位のRyzen G であってもFHDの高グラフィック設定での60FPS張り付きはできないでしょう。

原神の場合FPSは60が上限ですが、対人で戦うわけではないので60FPS出てなくても問題なく感じました。

40~50FPSぐらいでも違和感なくプレイできると思います。人によっては30FPSでも問題なくプレイ可能だというかもしれません。

ノートPCのRyzenの場合はCPUによってプレイの可否は分かれます。

Ryzen 3程度のCPUだと、Vegaグラフィックス搭載とは言ってもさすがに性能が低すぎるようで、「最低設定でも30FPSに張り付くかどうか」といった具合です。

最近のRyzen5ぐらいの性能になってくると「低設定で30FPSに張り付く」ことが可能になってきます。最低設定ならばもう少しFPSを稼げます。

原神は基本プレイ無料のゲームなので、自分のPCで動くかどうかダウンロードしてみてとりあえずプレイしてみるとよいと思います。

搭載メモリについての注意

内蔵グラフィックを使ってゲームをする場合はデュアルチャネル必須と思った方がよいです。

デュアルチャネルとはPCにメモリ(RAM)を2枚挿して使用する状態のことです。

デュアルチャネルはメモリ2枚でデータの転送を行えるので、メモリ1枚のシングルチャネルよりCPUの性能を余すことなく使えるのです。

デュアルチャネルがわからないし、興味もないという方は、メモリは2枚刺しのものの方が有利ということが分かっていればよいでしょう。

原神が重い場合の設定は?

原神が重い場合はゲーム内でグラフィック設定を調整する必要があります。

デフォルトではグラフィックが中設定に設定されているので、起動してみて原神が重くても、まだ改善の余地が残っています。

ゲーム内でグラフィック設定を調整する方法

1:ゲームを起動したら「Esc」キーを押して設定画面を出し、左側の歯車(オプション)をクリック。
画像はゲーム内より


2:左側の設定項目から画面を選ぶ
画像はゲーム内より


3:グラフィックスの中の画質(1番上)を選択し、最低~高の中から選ぶ。
画像はゲーム内より


とにかく重い人、FPSを出したい人はとりあえず最低を選んでみましょう。

最低を選ぶとFPS上限が30に制限されてしまうので、カスタムの欄にあるフレームレートを30から60に上げておきましょう。

ここまでの操作をしてもまだ動作が重いと感じられる場合は、上の画像の「画質」の下にある「解像度」「1920×1080 フルスクリーン」などとなっているところを選択して「1280×720 ウインドウ」に変更してみてください。

ゲームの画面は小さくなりますが、PCにかかる負荷は軽減されるので動作が改善する可能性があります。

これでもゲーム画面に戻って想定するFPSが出ていない、もしくは重い場合はこれ以上は何もできないのでPCを買い替えるか、デスクトップならばPCパーツを交換する必要があるので以下のリンクの推奨スペックを参考に検討してください。

(原神ではFPSを表示する機能が10/8時点ではないので、ゲーム内で視点を左右に高速で振ってみたり激しい動作をしてカクカクするかどうかでおおよそのFPSを推定するか、その他サードパーティー製のソフトなどをインストールしてFPSを表示する必要があります。)

10/30追記PCの場合こちらの方法で簡単にFPSの表示ができました。


原神をプレイする際にどの程度の性能のPCがあれば快適にできるのかはこちらの記事を見て確認してみてください。

新しくPCを買う場合でも原神の場合は10万円前後のPCで場合によってはそれ以下のパソコンで十分に快適にプレイできます。

PS4でもできますが、マルチプレイなどをする際は明らかにPS4からの参加者は読み込みが遅く、キャラがフィールドに現れるまでに時間がかかります。

また、スマホからの参加者はマルチプレイのイベントなどをしている際に性能不足で処理能力に問題があり固まってしまうことがあるようです。

十分な性能を持ったPCならばそんなことは一切ありません。

FHD環境おすすめPCの一例
パソコン工房
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基本仕様

  • OS: Windows 10 64bit 
  • CPU: インテル® Core i5-10400
  • メモリー: 16 GB RAM
  • グラフィック: GeForce® GTX 1660 SUPER™
  • ストレージ: SATA SSD 480GB 
  • Web販売価格105,880円~(税別)
CPUは6コアIntel製、グラボはしっかりGTX 1660 Superを搭載し値段も控えめとコスパの良いゲーミングPC。

安いグラボを追加する

できるだけ安くゲームをプレイしたいという場合はデスクトップPCでグラボを挿すスロット(PCI Express×16スロット)が開いているなら低価格グラボを増設するという手があります。

現在販売されている低価格帯グラボでは下記のグラボが候補になります。(FPSはあくまで目安です)

『GT 1030』1万万円前後~ 【FHD グラフィック設定「高」 30FPS】

『GTX 1650』2.5万円前後~ 【FHD グラフィック設定「高」 60FPS】

ロープロファイル版のグラボしか入らないスリムPCでも使える『GTX1650』

一応30FPS出ていれば遊べなくもないですし、設定を下げればさらにFPSの向上が見込めて、かつ1万円を切っている『GT 1030』は魅力的ですが、現状15000円だせば2倍のFPSが見込めるので『GTX 1650』の方がコスパはよいです。

2021年8月時点ではグラフィックボード価格が高騰しておりその影響でGTX 1650より高性能なグラボは軒並み値上がりしています。価格が下落する見込みがないので仕方ないですが欲しい時には多少高くても買うしかありません。(というかAmazon等の正規店が販売する在庫を見つけるのすら大変というのが現状です)

その他のゲームやこれから新しく出るようなをすることも考えると、【初心者向け】原神/Genshinの必要スペック・推奨環境で上げているようなより高性能なグラボを購入しておいた方が、のちに買い替える必要が減って結果的には安く上がる可能性もあります。

※追記:低価格グラボGTX 1650を搭載したPCで実際に原神をプレイしてfpsなどのデータを取りました。

【実機チェック】GTX1650で原神はどのくらいできるか?

まとめ

  • IntelのCPUについている内蔵グラフィックでは快適なプレイは望めない。
  • AMDのVegaグラフィックス搭載Ryzenならばモノによっては可能。
  • 無料ゲームなので自分のPCで動くか試してみるのがおすすめ
  • グラフィックを最低設定にしてもかくかくの場合はPCを買い替える必要あり。

自己紹介

自分の写真
PCパーツ、PC周辺機器に興味を示すおじさん? 初めてPCをばらばらにしたのは10年以上前のこと、それ以来自作PCにはまってしまい自作PC情報を収集する毎日。 ゲームはブラウザゲームをたしなむほどだったが、いつしか本格的なPCゲームをやりだしてしまう。そしてfpsやpingを気にしだしてしまい、インターネット回線や、ルーターなどの周辺機器にものめりこんでしまう羽目に。

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