自宅の無線 LAN ルーターを Wi-Fi5 (11ac) に対応した バッファロー WSR-2533DHP3 に買い替えたので紹介。
※2020/11/20時点でファームウェアの更新が入っています。
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目次[非表示]
WSR-2533DHP3について
「WSR-2533DHP3」の仕様と類似機種とのスペック比較
※画像はアマゾンへのリンクです。
2020年発売で同価格帯のバッファロー製ルーターと比較してみましたが11acまで対応のルーターとしては最高レベルのスペックです。
1万円前後のWi-Fi6対応ルーターについてもっと知りたい方はこちら
外観
付属品は、スタンド/ACアダプタ/50cmのLANケーブル/説明書です。
サイズは公式の画像がわかりやすかったので引用
私はスタンドを使って縦置きで使用していますが、壁掛けもできるようです。
設定
私は引っ越し機能を使いましたが、説明書を見ながら操作自体は10分以内に終わりました。簡単です。
通常の設定方法も簡単そうでしたので設定でつまずくことはなさそうです。
※引っ越し機能について
今回は同じバッファローの2009年発売のルーターから引っ越し機能を使ってみました。
結果はほとんど成功でした。確かにSSIDは新しいものと古いものの両方が確認できて、以前のSSIDにつないでいたほとんどの機器はそのまま利用できたのですが、一部の機器はWi-Fi接続が切られていて、自分でWi-Fi接続画面からSSIDを探してパスワードを入力しなければならない状態でした。
どのようなときに、接続端末側のWi-Fi設定の更新&引き継ぎがうまくいかないのかは不明です。ですが、ほとんどの機器では問題なく引き継げましたし、ダメだった端末もパスワードを入れればいいだけなので、特に問題になるようなことはありませんでした。
ルーターの設定画面
動作させているモードによって画面と、操作できる内容が異なります。
2.4GHzは初期設定で20MHzになっていました。
40MHzにしたいときは、無線LANの項目を開いて下の画像の20MHzとなってるところをクリックして40MHzに変更してください。
実測性能テスト
使用環境
光電話を利用しているので、レンタルの光電話対応ホームゲートウェイにアクセスポイントとして接続しています。
電波の飛びについて
私は、鉄骨2階建住宅の1階に本機を設置していますが、2.4GHz・5GHzともに1階、2階のどの部屋でも問題なく受信できます。
本機はアンテナ内蔵タイプなので、電波の飛びで外部アンテナタイプに勝ることはないと思いますが、私の利用環境では問題ないレベルです。
通信速度測定
テスト方法
使用ファームウェア Ver.1.21
ルーターの真横(距離0cm)と直線で5m離れたところと、上の使用環境の図で出てきた2階のPCがある部屋でWi-Fi速度をgoogleのスピードテストを使って計測します
。
測定機器はiPadの5GHz接続を使って、2階のみPCの2.4GHz無線LAN子機も使用します。
数値は3回の計測の平均を使いますが、回線の影響で大きく数値が飛んだ場合は3回のうちに計測せず再計測します。
iperf3を使って計測しても良かったのですが、メインで使っているPCが2.4GHzの300Mbpsまでの対応なので止めました。
まず有線接続をして回線自体の速度を計測しておきます。
有線の3回の平均はdown450Mbps/up430Mbps/遅延4msでした。
無線LANの通信速度は、真横(0cm) / 5m / 2階 の距離で計測しました。アンテナとの距離が遠いほどスピードが落ちてるのが分かります。それでもゲームや動画、オンライン会議等では全く問題にはならないほどのスピードが出ています。
遅延(レイテンシ)の方は、有線に比べて無線の方が悪いですが、10ms以内ですし距離による大きな変化は見られませんでした。
2.4GHz無線LAN子機搭載PC
20MHz(リンク速度144Mbps)電波強度-48dBm
40MHz(リンク速度300Mbps)電波強度-48dBm
ちなみに2.4GHz帯の込み具合はこんな感じでした。
特別混雑しているというほどでもありませんが、人口密集地域外と比べたら込んでいると思います。
倍速モード(40MHz)にすると電波状況が悪くなるといった話も目にしたことがありますが、私の環境では電波強度は同じで通信速度が1.5倍ほどになるという結果でした。
先にも紹介しましたが、初期設定では20MHzに設定されているので、気になる方は40MHzに設定してみてください。設定画面から簡単にできます。
不具合の口コミ
※この不具合について当方では確認しておりません。
※2021/4/27時点で現状最新のファームウェアの更新が入っています。
アマゾンや価格.com等の口コミにいくつかの書き込みがありますが、「V6プラス系対応のルーターとして(ルーターモードで)使用する際に有線接続していると突然通信が切断されてしまうという」ことが発生しているようです。
※V6プラス系はV6プラス、OCNバーチャルコネクト等のIPv6(IPoE+IPv4 over IPv6)サービスのことです。
この状態になると、全てのLANポートが接続不可となり、本機を再起動しない限り有線LANは復活しないようです。
この不具合についての口コミのほとんどはOCNバーチャルコネクト利用環境でのものなのでV6プラス系全体での問題ではなく、本機とOCNバーチャルコネクト間の問題の可能性もあります。
なお、私もv6プラス環境で2か月以上で利用していますが、アクセスポイントとしての利用なので不具合は特に出ておりません。
※2020/11/20時点でファームウェアの更新が入っています。
この不具合疑惑?についてのバッファーロー社からの公式発表はまだありませんので少し不安ではあります。ですが現状どうしようもないですね、、、口コミには「有線LANが切断された日のログにはFILTER (null) connection rejected from (null):(null) to (null):(null) ((null))があります。」とあることから、どうやらファイアウォール系のエラーのようですが、、、
(詳しくわかる方いたらどういう不具合なのか教えてください)
※2020/11/20時点でファームウェアの更新が入っています。
なおホームゲートウェイに接続して使う場合(アクセスポイント、ブリッジモードで使う場合)はこの不具合?は関係ないと思われます。私も問題なく使えてますし
6/15追記:アクセスポイントとして使用している「WSR-2533DHP3」にLANケーブルを直結してPCを8時間ぶっ通しで使用してみましたが接続が切れるようなことはありませんでした。まあ、ただのHubとしての利用ですので問題が起こるとは思っていませんでしたが、気になる方がいるようでしたので一応、、、
※2021/4/27時点で現状最新のファームウェアの更新が入っています。
まとめ
Wi-Fi6を今すぐ試したい方でなければ、十分に満足できる性能を持ったルーターです。
同じバッファローから今年発売の中継機能・子機機能なしで1000円ほど安い「WSR-2533DHPL2」もありますが、将来ルーターとして使わなくなったときに高性能中継器、子機として利用できるメリットが今回紹介した「WSR-2533DHP3」にはあります。(LANポートの数も違います)
鉄骨2階建ての一軒家で使う場合でも、これ1台で十分なWiFi環境が作れると思います。
不満点を挙げるとしたら、WANポート、LANポートともに1Gbpsまでの対応なので、箱に書いてある1733Mbpsでインターネット接続できないことですかね、、、
↓今回紹介したルーター
↑amazon限定版にはバンドステアリングLiteの機能がついています。
↑簡易パッケージ品は少し安いです。
↑Wi-Fi6対応ルーター
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