バッファロールーターWSR-2533DHP3ファームウェア更新 (Ver.1.25)

2021年4月28日

INTERNET

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 2021年4月27日よりBUFFALO製Wi-Fi 5対応無線LANルーター「WSR-2533DHP3」の更新版ファームウェアが公開されています。(最新のファームウェアバージョンはVersion 1.25です)


今回のファームウェア更新で「2.4GHzの無線で接続した際にYoutubeなどの画面が正常に表示されない」「ゲストポートの設定をONにした際、IPv6での通信が正常に行われないことがある」といった問題の修正が発表されているほか、「クロスパスの自動接続に対応」などといった情報がバッファローより発表されています。


その他にもセキュリティーに関する情報ですが、この「WSR-2533DHP3」には複数の脆弱性があるようで、その対策も兼ねたバージョンアップのようです。



改善された点

バッファローの公式発表を引用すると以下の通りです。

  • クロスパスの自動接続に対応しました。
  • 2.4GHz(11n/g/b)の無線で接続の場合、インターネットのページによっては、画面の読み込みが遅い、または画面がすべて表示されない問題を修正しました。
  • 設定画面で、[IPアドレス取得方法]に[インターネット@スタート]を選択した場合、MTU(1回の転送で送信できるデータの最大値)の値が正しく設定されない問題を修正しました。
  • ゲストポートの設定を「On」にした際、LAN端子での接続および無線での接続で、IPv6での通信ができなくなる場合がある問題を修正しました。
  • 本商品のファームウェアバージョンが「1.24」の場合、設定画面で「インターネット@スタートを行う」を選択してもインターネット回線の種類の自動的判別ができないことがある問題を修正しました。
  • i-FILTERの設定を「使用する」にした場合、IPv4のhttpのサイトにアクセスができなくなることがある問題を修正しました。  
※「クロスパス」は、アルテリア・ネットワークス株式会社の商標または登録商標です。


その中でも大きな修正と言えるのが4番目の『2.4GHz(11n/g/b)の無線で接続の場合、インターネットのページによっては、画面の読み込みが遅い、または画面がすべて表示されない問題を修正しました。』の部分でしょう。


このルーターは2.4GHzで通信しているときにIPv6に対応したサイト(YoutubeやGooglePlayなど)を開くと画面の一部が表示されないなど不具合が出ておりましたので、この修正は非常に有効なものです。


いつから更新できる?

前回のファームウェア更新の際は自動更新機能でバージョンアップに対応するといった情報が出ていましたが、今回は特に自動更新に関するお知らせは出ていません。手動で行う必要があるかもしれません。


私は自動更新を行う設定にしていますが4/28日現在自動更新はされていないようです。

(下の画像の青い矢印の部分が現在のバージョンを示しています)

ちなみに、私の環境で操作してみたところ最新のファームウェアに今すぐにでも更新可能な状態でした。


画像は本ルーターの設定画面ですが、ファームウェアの更新が可能な方は上の赤い矢印のところが青く点滅しているかと思います。

おそらく、インターネットにルーターがつながっている状態ならばどなたでも最新版に更新可能と思われます。 

少し前の記事で、設定画面の開き方とこのルーターのファームウェアの更新方法について紹介していますので、やってみたい方はチェックしてみてください。(ファームウェアの更新は自己責任でお願いします)


参考:WSR-2533DHP3/WSR-2533DHPL2 における複数の脆弱性とその対策方法

自己紹介

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PCパーツ、PC周辺機器に興味を示すおじさん? 初めてPCをばらばらにしたのは10年以上前のこと、それ以来自作PCにはまってしまい自作PC情報を収集する毎日。 ゲームはブラウザゲームをたしなむほどだったが、いつしか本格的なPCゲームをやりだしてしまう。そしてfpsやpingを気にしだしてしまい、インターネット回線や、ルーターなどの周辺機器にものめりこんでしまう羽目に。

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