6/10、株式会社アイ・オー・データ機器はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)対応ルーターの新製品を発表しました。
6/29時点ではAmazonで8800円です。
発売予定は6月下旬ということなので、先に発表されていたバッファローのWi-Fi6対応ルーターエントリーモデルよりは、先に発売されそうです。
画像はIODATA公式サイトより
IODATA Wi-Fi6対応ルーターのエントリーモデル
Wi-Fi仕様
5GHz:2ストリーム 最大1,201Mbps(理論値)
2.4GHz:2ストリーム 最大573Mbps(理論値)
有線LAN仕様
INTERNETポート(WANポート):最大1Gbps ×1
LANポート:最大1Gbps ×4
外観はアンテナ内蔵で、コンパクトな印象です。サイズは約180(W)×49(D)×180(H)mm とほぼ正方形で一般的な家庭用ルーターサイズです。
(縦置きスタンドを使うとは高さが約1cm高くなり、横幅が12cmとなります)
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Wi-Fi6対応ルーターエントリーモデルスペック一覧比較
※画像はアマゾンへのリンクです。
ここには載せていませんが、他のWi-Fi6対応機種同様Wi-Fi 6からの新機能「OFDMA」を搭載しています。
※新機能OFDMAは、ルーターがたくさんの台数の端末と同時に通信ができるようになる技術です。
IPv6対応
エントリールーターとしては2機種目の対応となります。これで、IPv6プラス系を使いたい方も値段によって店頭で機種を選べるようになりました。
IPoE対応ホームゲートウェイをレンタルされている場合には関係ありませんが、家にホームゲートウェイがなく、ONUに自前のルーターをつなげている環境でも低価格でWi-Fi6とIPv6プラス系を両立した環境を構築できるようになります。
※表のIPv6の欄に〇がついていない機種はIPv6パススルーにのみ対応しているためアクセスポイントとして使う場合のみIPv6系が利用できます。
セキュリティ規格WPA3と将来性
2018年に発表されたWi-Fiセキュリティの新規格WPA3に対応しています。
もちろん1世代前のセキュリティ規格WPA2にも対応しています。今後はWPA3対応のWi-Fi機器が増えていき、WPA2は安全性の面からも過去のものとなっていくと思われます。
その点で「WN-DAX1800GR」はWPA3にも対応していますのでWPA2までの対応ルーターよりも将来的に長く安全に使える可能性が高いといえます。
一方、仕様をみると「無線LANセキュリティ WPA2-PSK (AES)、WPA3-SAE、WPA3-SAE Transition」となっていて、WPA(無印)の規格が切られてしまっています。古くて無印のWPAしか使えない機器を使用する方はバッファローの「WSR-1800AX4」を選ぶ必要があります。
まとめ
バッファローの「WSR-1800AX4」から機能を削ぎ落して、値段が上がった商品に見えるため正直お買い得感は少ない。
(6/29日追記)6/29時点では、バッファローの「WSR-1800AX4」とほぼ同価格です。
電波の強さ上限は法律で決まっていますので、電波の飛びについても大きな技術革新がない限り、他社のルーターと大差ないでしょうし、、、
「WSR-1800AX4」がどれだけの数でるかわからないが、今後「WN-DAX1800GR」の値段が下がってきたら、十分に選択肢に入る。
Wi-Fi6をいち早く体感したいなら、この機種を購入すれば満足に試せると思われる。
なお、他の機種も同じだが、有線LANポートが1Gbpsまでなので、オンライン通信で「最大1,201Mbps(理論値)」とされている数値を出すことは不可能である。
以上「【約1万円】いち早く試せる I-O DATAからWi-Fi6対応ルーターエントリーモデル」でした。
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