今回は、5GHz対応のおすすめの無線LAN子機を最大通信速度別でご紹介。ぜひ参考にしてみてください。
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目次[非表示]
パソコンを5GHzに対応させるには?
PCを5GHzに対応させる方法は、大きく分けて3つあります。
- 5GHz対応の無線LAN子機を付ける
- 5GHz対応の有線LANポート付き中継器からコンバーター機能で有線接続
- 5GHz対応のルーター(親機)を子機モードで使用し有線接続
今回は1で必要な5GHz対応無線LAN子機を最大通信速度別に紹介します。
無線LAN子機を選ぶポイント
5GHz対応→今回紹介する子機はすべて2.4GHzと5GHzのデュアルバンド対応です
最大通信速度→インターネットをする際も、ホームネットワーク・社内ネットワークを構築する際も速度は重要
内蔵アンテナ・外部アンテナ→コンパクトな内蔵アンテナか安定した通信の外部アンテナか
接続方法→USB2.0なのかUSB3.0なのかそれともPCI Expressなのか
さらに詳しく
1.Wi-Fi電波の特徴
2.4GHz→速度は遅いが、障害物に強い
5.0GHz→速度は早いが、障害物に弱い
5.0GHz→速度は早いが、障害物に弱い
ルーター(親機)が5GHzに対応している方は5GHz対応の子機を試してみても良いのではないでしょうか。
通信速度が改善される可能性があります。
通信速度が改善される可能性があります。
2.最大通信速度
最近ではWi-Fi6対応のルーターも増えてきてWi-Fi6対応の無線LAN子機も登場してきましたが、ほとんどの家庭のルーターは11acまで対応のルーターだと思いますので11acの子機中心で紹介します。
現在発売されている11acの子機には最大通信速度は大きく分けて3つの種類があり遅い順に433Mbps、866Mbps、1300Mbpsとなっています。
この最大通信速度は親機と連動なので子機で親機より速いものを選んでも意味はありません。
3.アンテナタイプ
無線LAN子機には内蔵アンテナタイプと外部アンテナタイプがあります。
基本的には外部アンテナタイプの方がWi-Fiの電波を受信する能力が高いとされていて、実際に私が使用している環境でも外部アンテナがあるタイプの方が電波強度はよいです。
しかし、皆さんのスマートフォンでもそうであるように、内蔵アンテナだからと言って、通信に支障が出るようなことはないといえます。
ですので、PCでWi-Fiを使ってゲームをする、もしくは速度重視という方以外は内蔵タイプでいいと思います。
4.接続方法
2.で紹介した最大通信速度は接続方法にも影響を受けます。433MbpsまではUSB2.0で大丈夫ですが、866Mbps以上の通信速度を出すにはUSB3.0での接続が必要になります。
(USB3.0=USB3.1 Gen1)
(USB3.0=USB3.1 Gen1)
つまり最大通信速度が866Mbps出る子機を用意しても、USB3.0のポートがないPCではその最大速度で通信することはできません。
おすすめの無線LAN子機速度別一覧
私のおすすめは866Mbps以上の速度での通信が可能な製品です。
下の表にはビームフォーミングとMU-MIMOの対応状況も書いていますがこれはルーターも対応していないと子機では使えない機能となります。
またIPv6についてはルーター(親機)が対応していれば子機では特に記載がなくても使用可能です。
5GHzで最大通信速度866Mbpsの製品
メーカー | TP-Link | TP-Link | TP-Link | エレコム | バッファロー |
---|---|---|---|---|---|
写真 |
![]() TP-Link 無線LAN子機 Archer T3U Plus [ac/n/a/g/b] |
![]() ARCHER/T3U TP-Link 11ac対応 867+400Mbps 無線LAN USB子機 |
![]() 新発売 TP-Link WiFi 無線LAN 子機 USB3.0 866+400Mbps MU-MIMO ビームフォーミング ハイパワー WiFi 子機 3年保証 Archer T4U V3.0 |
![]() WDC-867DU3S エレコム 11ac対応 867Mbps 無線LANアダプター |
![]() BUFFALO バッファロー WI-U3-866DS-BK 無線LAN子機 ブラック [ac/n/a/g/b][WIU3866DS] |
商品名 | Archer T3U Plus | Archer T3U | Archer T4U V3 | WDC-867DU3S | WI-U3-866DS |
周波数帯 | 2.4/5GHz | 2.4/5GHz | 2.4/5GHz | 2.4/5GHz | 2.4/5GHz |
通信速度 | 400/867Mbps | 400/867Mbps | 400/867Mbps | 300/867Mbps | 300/866Mbps |
WI-Fi6時通信速度 | - | - | - | - | - |
価格ドットコム最安値(5/12) | ¥2,800 | ¥2,472 | ¥3,168 | ¥3,330 | ¥3,483 |
接続方法 | USB3.1 Gen1 | USB3.1 Gen1 | USB3.1 Gen1 | USB3.1 Gen1 | USB3.1 Gen1 |
bluetooth接続用 | - | - | - | - | - |
アンテナタイプ | 外部 | 内蔵 | 外部 | 内蔵 | 内蔵 |
発売日 | 2020年5月 | 2018年11月 | 2018年7月 | 2017年7月 | 2017年5月 |
その他 | 11ac2×2 | 11ac2×2 | 11ac2×2 | 11ac2×2 | 11ac2×2 |
ビームフォーミング | - | 〇 | - | ○ | - |
MU-MIMO | 〇 | 〇 | 〇 | ○ | - |
対応OS | Windows/Mac OS | Windows/Mac OS | Windows/Mac OS | Windows/Mac OS | Windows/Mac OS |
この中ではどれも基本のスペックは同じなので、見た目、メーカーの好みで選んでいただいても問題ありません。
しかし、デスクトップで使用する場合は外部アンテナタイプが個人的にはおすすめです。
5GHzで最大通信速度1300Mbpsの製品
メーカー | IODATA | TP-Link |
---|---|---|
写真 |
![]() アイ・オー・データ機器 WN-AC1300UA 11ac 1300Mbps(規格値)対応Wi-Fi子機 |
![]() TP-Link Archer T9UH 無線LAN子機 [ac/n/a/g/b] |
商品名 | WN-AC1300UA | Archer T9UH |
周波数帯 | 2.4/5GHz | 2.4/5GHz |
通信速度 | 600/1300Mbps | 600/1300Mbps |
WI-Fi6時通信速度 | - | - |
価格ドットコム最安値 | ¥6,008 | ¥4,500 |
接続方法 | USB3.1 Gen1 | USB3.1 Gen1 |
bluetooth接続用 | - | - |
アンテナタイプ | 外部 | 外部 |
発売日 | 2020年3月 | 2018年7月 |
その他 | 11acで1300Mbps | 11acで1300Mbps |
ビームフォーミング | 〇 | 〇 |
MU-MIMO | - | - |
対応OS | Windows/Mac OS | Windows/Mac OS |
この2台は基本スペックは同じですが、見た目が大きく異なります。正直IODATAの製品をノートパソコンで使用するのは厳しい気がします。しかし受信感度、安定性はIODATAのほうが勝っていそうな見た目です。
5GHzで最大通信速度2402Mbpsの製品
メーカー | TP-Link |
---|---|
写真 | |
商品名 | Archer TX3000E |
周波数帯 | 2.4/5GHz |
通信速度 | 300/1733Mbps |
WI-Fi6時通信速度 | 574/2402Mbps |
価格ドットコム最安値 | ¥5,400 |
接続方法 | PCI Express x1 |
bluetooth接続用 | USBピン端子 |
アンテナタイプ | 外部 |
発売日 | 2019年10月 |
その他 | Wi-FI6対応 |
ビームフォーミング | - |
MU-MIMO | ○ |
対応OS | Windows |
この製品のみWi-Fi6対応ですが少々特殊でデスクトップのマザーボードという基板についているPCI Expressというところに取り付けます。
通信速度はとても速いのでWi-Fi6対応ルーターを使っていて、デスクトップでゲームをするなど通信速度重視の場合はこれを選んでおけば、今のところベストだと思います。
通信速度はとても速いのでWi-Fi6対応ルーターを使っていて、デスクトップでゲームをするなど通信速度重視の場合はこれを選んでおけば、今のところベストだと思います。
まとめ
本記事は2020年5月に「【2020年5月】5GHz対応無線LAN子機比較&選び方とおすすめ」について書きました。
自分の用途、好みに合わせて、最適の製品を選んでください。
また新製品が出たら記事に追加するか、新しく記事を書きます。
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