今回レビューするのはAmazonにて温湿度計と検索したら1ページ目に出てくる4個入りで1000円弱、つまりは1個250円弱の激安温湿度計です。当方は研究に使えるような校正された高価な温湿度計は持ち合わせていませんので、一般向けに販売されている他の温湿度計と温度と湿度の値を比較してみます。Amazonのレビューはあまりあてになりませんので購入した記録を残しておきます。
購入したのはAmazon、販売元はDiyStudio。
購入時の商品名は
「DiyStudio LCDデジタル温湿度計温度計 エンベデッドミニ湿度計 屋内部屋温度メーター-50℃~70℃、家庭・オフィス・ワインセラー・繁殖地・水族館・家禽インキュベーター用【黒・4個】」
でした。
これも買いませんか?みたいな感じでおすすめとして出てくるのが、3Dプリンタ関連用品ばかりだったので多くの人がフィラメント管理のために購入しているのでしょう。
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仕様
ここからは製品を仮に「DiyStudio LCDデジタル温湿度計」とします。仕様を表にまとめると以下の通りです。
日本で使う分には何ら問題がない範囲かと思います。
もちろん、小動物の飼育や、3Dプリンタの材料管理といった使い方でも問題ないはずです。
なお、上記の表はAmazonに載っていた公称値です。
商品到着~
何と箱には日本語が…。
裏面にも何やら書いてあります。
「SHENZHEN SIHAIXINZHOU SCI & TECH Co., Ltd」という会社名っぽいものが見えます。
Shenzhen Si Hai Xin Zhou Technology Co., Ltdという会社に関する情報はネットではヒットしますね。
ここが製造元なんでしょうか?(DiyStudioは何?ブランド名?)
温湿度計は1つの箱に4つとも入っていました。
説明書等の付属品は入っておらず、直に4つ入っていました。袋なども無しです。
電池は最初から入っており、温度、湿度ともに既に表示されています。
定規でサイズを計測したところ、おおよそ
48 × 29 × 15 mm
でした。公称値通りです。
懸念事項を発見
上下から角度をつけてみると表示が見えない。
上下30~40°以上角度をつけてみると画面表示が全く分かりません。
左右からの角度では全く見えないというほどではありませんでした。
見上げるような状態などでの使用を考えている方はやめておいた方がよさそうです。
正確さ・精度検証
手元には温度と湿度は量れる機器が2種類ありましたのでそれと比較します。
数値比較1つ目
1つ目の比較相手は「佐藤計量器 デジタル温湿度計 PC-7980GTI」です。
Amazonでは3000円強で売っていました。
測定精度は以下の通り。
測定精度:温度(±1.0℃/10℃~40℃、±1.5℃(左記以外)、湿度(±5%rh:20~30℃/40~70%)、±8%rh(左記以外)
十分な時間経過後の両者の値は以下の通りでした。
3000円は19.8 ℃と50 %。
250円は19. 8℃~20.3 ℃ と 50 %~53 %。
同じ値を示すものもあり。ずれも大きいとは感じない。
意外と使えるのか250円…
次の対戦相手に行きます。
数値比較2つ目
別の場所に移動して計測します。
2つ目の対戦相手は「RHYTHM 8RZ166SR03 (デジタル時計)」です。
Amazonでは1000円強で売っていました。
測定精度は以下の通り。
測定精度:温度(±2℃)湿度(±10%rh)
十分な時間経過後の両者の値は以下の通りでした。
時計はライトをつけての撮影でオレンジ色になっています。
1000円の時計は19.1 ℃と56 %。
250円は19. 4℃~19.6 ℃ と 57 %~58 %。
ほぼ同じ値…
結論
4個入り1000円弱の温湿度計「DiyStudio LCDデジタル温湿度計」はかなり良い精度で使えた。
2機種との比較の結果、温度のずれは最大0.5 ℃、湿度のずれは最大3 %だった。
検証してみての感想だが、「あぁ、1個250円なのにそこそこ良い精度で使えてしまう。」につきる。
とはいえ、私のところに届いたものがたまたま使えるものであっただけの可能性もあるので、注文する方は250円に期待しすぎないようにしましょう。
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