以前より使用していたSATA SSDの容量がいっぱいになってきたので、OSインストール用としてDRAMなしの割には高性能で安いサムスンのSSD 980 500GBを購入しました。
ベンチマーク等を回しながらレビューをしていきます。
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サムスンSSD 980 MZ-V8V500Bのスペック
※価格は記事執筆時点
代理店サイトにはより詳細な情報があります。
その他、データ移行ソフトが無料で使えます。
このSSDは開示されている情報が非常に多く好感が持てます。性能に対する自信の表れでしょうか。
特に、SSDの耐久性、信頼性にある程度影響があると考えられるTBWの情報が公開されているのは大事です。
また、公称値ではありますが読込、書込速度ともに、DRAMレスSSDとしては非常に高速です。
外観
今までに使ってきたSSDはどれもSATA SSDだったので、かなり薄型でびっくりします。
マザーボードにさすだけで、ケーブル等がいらないというのはいいですね。
性能テスト
とりあえず、何もデータを入れていない状態で、有名ベンチマークの「Crystal Disk Mark 8」を回してみました。
テストサイズ1 GiB(使用容量0%)
読み込み速度が3100 MB/s以上、書き込み速度は2600 MB/s以上とシーケンシャル性能は公称スペックの通り出ています。
次にOSとその他もろもろ入っていたもの(約100GB)を入れて、起動ドライブにした状態でテストしてみました。
テストサイズ1 GiB(使用容量23%)
OSやその他データを入れたことで多少速度の落ち込みがありますが、読み込み速度が3000 MB/s以上、書き込み速度は2200 MB/s以上と他の多くの低価格SSDの公称値よりも良い数値が出ています。
温度
私の環境ではマザーボードに付属していたSSD用ヒートシンクをつけて運用しています。
ねじ2本で止めるタイプです。
「CrystalDiskInfo」というソフトで温度を確かめてみると、ブラウジング中などは40℃前後で安定しています。
今のところ問題ないように思います。
夏場で室温が上がると多少温度が上がるかもしれません。
耐久性
2021年の9月ごろに使用を開始し半年以上経過していますが、特にエラーやブルースクリーン等には遭遇しておらず、今のところいたって安定して使えています。
耐久性に関してはもっと長期間見ていかないとわからないですね。
無料の移行ソフトSamsung Data Migration
このソフトの出来は良かったです。他社のSSDやHDDからもOS起動ドライブの移行・クローンが無料で行えます。
私はKINGSTONのSATA SSD 120GBをもともとOS起動ドライブとして使用していたのですが、容量の90%以上が埋まっていたので買い替えるSSDを探していました。
ネット上にある無料クローン作製ソフトだと、データドライブのクローンは作れても起動ドライブの移行は有料であることがほとんどです。
しかし、サムスンのSSDを購入すると、サムスンのSSDにデータを移す場合なら無料のソフトが使用できるということで、このSSDを選んだということもあります。
操作は簡単で、完全に日本語化されていました。
画面の案内に従って、しばらく待つとSSDのデータを移行してくれます。
SATA SSDとの差は体感できる?
私の環境では実際に使用していても大きな差を感じることはできませんでした。
PCの起動速度は若干早くなったような気もしますが…
そもそも私の目的はSSDの容量アップでしたので、速度とかが目的ではなかったんです。とはいえベンチの結果は大幅に向上しています。
最後に旧SATA SSD 120GBのベンチ結果と、サムスンのソフトについている独自ベンチをSSD 980 MZ-V8V500Bで回してみましたので結果を載せておきます。
KINGSTON SATA SSD 120GBベンチマーク結果
SSD 980 MZ-V8V500Bのサムスン独自ベンチマーク結果
まとめ
最近は半導体不足の影響もあってか多少値上がりしている感もありますが、サムスンSSD 980 MZ-V8V500Bは総じてなかなか良いSSDだと思います。少なくとも外れではないです。
OSの入ったSSDやHDDを移行しようと考えている方は選択肢の1つとして悪くないと思います。
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