近年、ゲーミングや動画編集など、高精細な画面と滑らかな映像を求めるユーザーが増えています。そのニーズに応えるべく、UWQHD解像度(3440×1440)のウルトラワイドモニターが注目されています。
しかし、UWQHDモニターの性能を最大限に活かすには、適切なHDMIケーブルや切替器,ハブを選ぶことが重要です。HDMIケーブルのバージョンによって、対応できるリフレッシュレートが異なるためです。
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リフレッシュレートとは?
リフレッシュレートとは、1秒間に画面が更新される回数を表します。リフレッシュレートが高いほど、画面が滑らかに表示されます。
一般的なモニターのリフレッシュレートは60Hzですが、ゲーミングモニターでは144Hz、240Hzなど、より高いリフレッシュレートに対応しているものがあります。
HDMIバージョンとリフレッシュレートの関係
以下の表は、HDMIバージョンとUWQHD解像度モニターのリフレッシュレートの関係を示しています。
HP X34 ウルトラワイドモニターを用いて調査を行いました。
UWQHD(3440×1440)解像度でのHDMIバージョンとリフレッシュレートの関係
HDMI 1.4 は、50 Hzまでのリフレッシュレートに対応しています。そのため、少なくとも50 HzのリフレッシュレートでUWQHDモニターを使用したい場合は、HDMI 1.4 以上のケーブルが必要です。
HDMI 2.0 は、100 Hzまでのリフレッシュレートに対応しています。そのため、一般的なリフレッシュレートである60 Hzなど、50~100 HzのリフレッシュレートでUWQHDモニターを使用したい場合は、HDMI 2.0 以上のケーブルが必要です。
HDMI 2.1 は、どの程度までのリフレッシュレートに対応しているかは不明です。ただ、今後発売が期待されるHDMI接続で165 Hzを超えるようなウルトラワイドモニターになってくれば、HDMI 2.1 のケーブルが必要です。
ちなみにですが、DisplayPort 1.4ケーブルを用いると165 Hzまで対応できます。
まとめ
UWQHDモニターの性能を最大限に活かすためには、モニターのリフレッシュレートに対応したHDMIケーブルやHDMI切替器を選ぶことが重要です。
- 50 Hzまでのリフレッシュレート:HDMI 1.4 以上のケーブル
- 100 Hzまでのリフレッシュレート:HDMI 2.0 以上のケーブル
購入前に、モニターとケーブルの仕様をよく確認することをおすすめします。
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