今回はシンワ測定より販売されている150mmの一般、デジタルのノギス2種を新品で実際に購入したので比較してみたいと思います。
購入日、調査時期ともに2021年8月
2種類のノギスの紹介
製品名 / 製品コード
- デジタルノギス カーボンファイバー大文字 150㎜ / 19990
- 普及ノギス 150㎜ / 19899
Amazonではそれぞれ
- シンワ測定(Shinwa Sokutei) デジタルノギス カーボンファイバー大文字 150mm
- シンワ測定(Shinwa Sokutei) 普及ノギス シルバー M型 150mm 19899
の名称で販売されています。
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本体・外観
1.デジタルノギス
本体はプラケースに入った状態で送られてきました。プラケースはそのまま保管用のプラスチックケースとして使用できます。
デジタルノギスのほうは本体が金属製ではありません。カーボンファイバーとありますが材質はいわゆるプラスチックで、非常に軽量です。
本体に目立つバリ等はなく、買ってすぐノギスとして問題なく使えました。がたつき等は感じません。
ジョウはきれいに合います。文字盤は非常に大きく数字は高さ1.5cmの大きさで、太陽の下でも見やすいです。
止めネジはありません。電子基板が隙間から見えます。防水ではありません。
2.普及ノギス
こちらのノギスはビニールケース付きです。本体は金属製でデジタルノギスのほうを持った後だと金属の重量感があります。一般的なステンレス製です。
本体に目立つバリ等はなく、買ってすぐノギスとして問題なく使えました。がたつき等は感じません。
まあ普通のノギスです。
日本製?
シンワ測定は日本の企業ですが、こちらの商品は輸入物のようです。両方の製品にMADE IN CHINAの文字があります。
日本製が欲しい人はAmazonではシンワの倍ぐらいの値段がしますがミツトヨのノギスを買いましょう。
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精度は?
乾電池と薄いプラスチックのカードを測定してみました。
両方とも同じ値を示していました。
何回か測りましたが0.1mmほどずれがあるように思いました。
DIYや遊びで使う分にはシンワのデジタルノギスで全く問題ないように思います。
仕事で使う場合やその他の精度が必要な場合ではJIS規格のノギスを使うほうが良いと思います。
ミツトヨの普及ノギスはJIS規格品です。
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まとめ
今回は2つのノギスを購入しましたが私はもっぱらデジタルノギスのほうばかりを使っています。デジタルノギスで怪しいなと思った時だけ一般のノギスを使用する感じです。プラスチック製なので、測定対象を傷つける心配が少ないのもよい点です。
DIYや家庭内での使用に関しては今回紹介したシンワ測定の2本のノギスは、ただの定規やホームセンター等で売られている謎メーカーのノギス、ネットで売られている怪しい中華ノギスからのステップアップにはよいのではないでしょうか。
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